タングステン‐こう【タングステン鋼】
鋼にタングステンを加えて耐熱性・耐磨耗性を高めた合金。切削工具などに利用。
たん‐こう【鍛鋼】
鍛造用の鋼材。鋼塊を成形加工したもの。
たんそ‐こう【炭素鋼】
2パーセント以下の炭素を含有する鉄。加工が容易で、プレス成形用薄板や各種工具に用いられる。その含有量が高いほど鋼は硬くなるがもろくなる。一般的に広く使用されることから、普通鋼ともいう。→特殊鋼
だつたんそ‐こう【脱炭素鋼】
⇒グリーンスチール
ちっか‐こう【窒化鋼】
アンモニアガス中などで熱し、表面の窒素含有量を増して硬化させた鋼。また、それに適する、少量のアルミニウムやクロムなどを含む鋼材。製品は内燃機関のシリンダーなどに使用。
ちゅう‐こう【鋳鋼】
鋳造に用いられる、炭素含有量1パーセント以下の鋼。鍛造では作りにくい複雑な形で、鋳鉄の鋳物(いもの)では強度が不足する場合に用いられる。鋼鋳物(はがねいもの)。
ちょう‐ふへんこう【超不変鋼】
ニッケル約30パーセント、コバルト5パーセントを含み、線膨張率がアンバーよりさらに小さい鉄合金。標準尺・計測器に使用。超アンバー。
ティーがた‐こう【T形鋼】
形鋼の一。横断面がT字形をした棒状の鋼材。比較的軽量で、曲げる力に対して抵抗力が強い。
ていたんそ‐てっこう【低炭素鉄鋼】
⇒グリーンスチール
てっ‐こう【鉄鋼】
鉄を主成分とする金属材料。銑鉄・鋳鉄などと、鋼鉄。