アイがた‐こう【I形鋼】
形鋼の一。断面がI字形をした鋼材。
エッチがた‐こう【H形鋼】
形鋼の一。横断面がH形をした圧延鋼材。構造物や基礎杭(きそぐい)に用いる。
エムケー‐こう【MK鋼】
《MKは開発者三島(旧姓喜住(きずみ))徳七の頭文字》磁石鋼の一。ニッケル・アルミニウム・コバルト・銅・マンガンを含む合金。昭和6年(1931)開発。
エムケー‐じしゃくこう【MK磁石鋼】
⇒MK鋼
エムティー‐こう【MT鋼】
三島徳七、牧野昇が発明した磁石鋼。鉄にアルミニウム、炭素を加え、鋳造後に焼きなましのみを施したもの。永久磁石に用いられる。
おび‐こう【帯鋼】
薄く長い帯状の鋼板。ふつう厚さは6ミリ以下。ストリップ。
かいさく‐こう【快削鋼】
炭素鋼に少量の硫黄・鉛・マンガンなどを加えて切削性を向上させ、加工しやすくした鋼材。
かせきねんりょう‐フリーこう【化石燃料フリー鋼】
鉄鉱石の還元工程で石炭を用いない鉄鋼。フォッシルフリースチール。→グリーンスチール
かた‐こう【形鋼】
一定の断面形状をもつように圧延して作った長い鋼材。断面形状により、山形鋼・I形鋼・T形鋼・H形鋼・溝形鋼などという。
きょうせき‐こう【共析鋼】
炭素を0.86パーセント含有する鋼で、高温から徐々に冷却してセ氏723度でフェライトとセメンタイトを同時に析出し、交互の層になったもの。