かきたて‐もくろく【書き立て目録】
箇条書きにした目録。「さべき御宝物どもの—せさせ給へりけるを」〈栄花・さまざまの喜び〉
かせんろく【河羨録】
江戸中期の釣りの解説書。3巻。津軽采女正(つがるうねめのしょう)著。享保8年(1723)成立。江戸前の釣りについて述べたもの。何羨録(かせんろく)。
カタログ【catalog/catalogue】
目録。展示物・商品・営業内容などについての目録や案内書。
かつなんぶんろく【羯南文録】
陸羯南の評論集。鈴木虎雄編。昭和8年(1933)刊。自費出版の非売品で、のちに日刊紙「日本」掲載社説70編あまりを補録として追加し、大日社から昭和13年(1938)に出版。
かみのなかのもくしろく【紙の中の黙示録】
佐野真一のルポルタージュ。副題「三行広告は語る」。平成2年(1990)刊行。新聞の三行広告を起点に、昭和末からバブル時代にかけての日本社会の実相を描いたノンフィクション。
がいこくじん‐とうろく【外国人登録】
外国人登録法に基づき、日本に在留する外国人に登録が義務づけられていた住居・身分などに関する記録。また、その制度。平成24年(2012)同法廃止に伴い、入国管理法などに基づく在留管理に一本化された。
がっかろく【楽家録】
雅楽書。50巻。安倍季尚(あべすえひろ)著。元禄3年(1690)成立。雅楽に関する先行文献を集成し、検討・考証したもの。
き‐ろく【記録】
[名](スル) 1 将来のために物事を書きしるしておくこと。また、その書いたもの。現在では、文字に限らず、映像や音声、それらのデジタルデータも含んでいう。「—に残す」「実験の—」「議事を—する」...
き‐ろく【鬼録】
過去帳。鬼籍。「—に登る(=死ぬ)」
きんしろく【近思録】
中国、宋代の思想書。14巻。朱熹(しゅき)・呂祖謙(りょそけん)の共編。1176年ころ編。周敦頤(しゅうとんい)・程顥(ていこう)・程頤(ていい)・張載(ちょうさい)らの文章を14部門に分類して...