かぎっ‐こ【鍵っ子】
両親が共働きで留守のため、常に鍵を持たされている子供。昭和38年(1963)から昭和40年(1965)の流行語。
かぎ‐つい【鍵対】
⇒鍵ペア
かぎ‐とり【鎰取/鍵取】
1 ⇒典鑰(てんやく) 2 神社の扉の鍵を預かり、祭りをつかさどる家筋。
鍵(かぎ)の穴(あな)から天(てん)を覗(のぞ)く
狭い見識で大きな問題を考えることのたとえ。葦(よし)の髄(ずい)から天井を覗く。
かぎのないゆめをみる【鍵のない夢を見る】
辻村深月の短編小説集。平成24年(2012)刊行。同年、第147回直木賞受賞。
かぎ‐ばん【鍵番】
江戸幕府の職名。下勘定所戸口の鍵を管理した。その日の出勤の者の姓名・印形を点検し、また、外来者の監視、火の番などもした。→勘定所
かぎ‐ペア【鍵ペア】
公開鍵暗号方式で用いられる、公開鍵と秘密鍵の対(つい)になった組み合わせ。公開鍵で暗号化されたデータは、対となる秘密鍵でのみ復号(解読)できる。鍵対。キーペア。
かぎ‐や【鍵屋】
江戸の花火製造元の屋号。万治2年(1659)初代の鍵屋弥兵衛によって創設。玉屋と並称され、両国の川開きの花火で有名。
かぎ‐やく【鍵役】
江戸時代、牢屋の鍵を保管し、開閉をつかさどった役。
鍵(かぎ)を握(にぎ)・る
物事を理解したり、解決したりするための大切な手がかりを持つ。「現状打破の—・る人物」