ほうぶつめん‐きょう【放物面鏡】
放物線を軸の周りに回転してできる回転放物面を反射面とした凹面鏡。焦点に光源を置くと平行光線が得られ、平行に入射する光線は焦点に集まる。サーチライト・パラボラアンテナなどに利用。
ほうよう【抱擁】
日野啓三の長編小説。昭和57年(1982)刊。同年の第10回泉鏡花文学賞受賞。
ほか‐め【外目】
よそに目を移すこと。よそみ。「—せず見聞くけしきどもを見て」〈大鏡・時平〉
ほし‐じし【干し肉/乾し肉】
乾燥させた鳥獣の肉。ほしし。ほしにく。〈新撰字鏡〉
ほし‐の‐やどり【星の宿り】
《「星宿(せいしゅく)」を訓読みにした語》 1 星座。「天の原ふりさけみれば七夕の—に霧立ち渡る」〈新千載・秋上〉 2 「星の位2」に同じ。「—をふりすててひとり出でにし鷲(わし)の山」〈増鏡・...
ほし‐めがね【星眼鏡】
星を観測するための望遠鏡。
ほしょう‐こうがく【補償光学】
地上の望遠鏡による天体観測で問題となる大気の揺らぎを、電子的・光学的に補正する技術。大気の揺らぎをセンサーで捉え、その揺らぎを打ち消すよう、望遠鏡の鏡面を能動的に変形することで鮮明な星像が得られ...
ほだ・す【絆す】
[動サ四] 1 つなぎとめる。〈新撰字鏡〉 2 自由を束縛する。→ほだされる「羇客とかけば、羇は、—・すなり」〈中華若木詩抄・中〉
ほっこり
[副](スル) 1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「—と暖かい綿入れ」「心が—する話」 2 ふくよかなさま。「—とした風だったけが、今ぢゃあ痩(や)せおとろへなんして」〈洒・婦足鬜〉 3 ...
ホット‐ミラー【hot mirror】
赤外線を反射し、可視光を透過させる多層膜を施した鏡。熱の遮断に用いられる。→コールドミラー