くっせつ‐ぼうえんきょう【屈折望遠鏡】
対物鏡に凸レンズを使って光を集める形式の望遠鏡。ガリレイ式・ケプラー式などがある。→反射望遠鏡
くつ‐わ【轡/銜/鑣】
1 《口輪の意》手綱(たづな)をつけるため、馬の口にかませる金具。くつばみ。くくみ。「—をとる」 2 手綱。 3 紋所の名。円形の中に十字を置く。轡の鏡の部分の形をかたどったもの。 4 遊女屋。...
くな‐くな
[副](スル) 1 物がたわむさま。また、しなるさま。しなしな。「小関は、白い手頸を—させて振り」〈高見・故旧忘れ得べき〉 2 急に力が抜けて萎(な)えるさま。へなへな。「—と成ると、とんと橋の...
くにかかす‐じんぐう【国懸神宮】
和歌山市秋月にある神社。旧官幣大社。祭神は日矛鏡(ひほこのかがみ)を神体とする国懸大神。境内に日前(ひのくま)神宮がある。
くび‐たま【首玉/頸玉】
1 「首っ玉」に同じ。「—をつかむ」 2 犬や猫の首につける輪。くびわ。「緋の—した小猫が、ちろちろと鐸(すず)を鳴らして」〈鏡花・日本橋〉 3 上代、玉を連ねて緒に通した首飾り。「御(み)—の...
首(くび)の座(ざ)に直(なお)・る
1 打ち首の場所に座る。 2 過失などの処分を受けるために、覚悟して出席する。「度胸を据えて、首の座へお直んなさい」〈鏡花・婦系図〉
くま【隈/曲/阿】
1 曲がって入り込んだ所。また、奥まった所。もののすみ。片隅。「川の—」「光到らぬ—もなし」〈樗牛・滝口入道〉 2 物陰になっている暗がり。陰になった所。「停車場(ステーシヨン)前の夜の—に、四...
く‐め【貢馬】
貢ぎ物として奉る馬。「近代奥州より古(いにしへ)の如くなる名馬の—立たざるは」〈妻鏡〉
く‐めん【工面】
[名](スル)《「ぐめん」とも》 1 いろいろ手段・方法を考えて手はずを整えること。特に、なんとか工夫して金銭を用意すること。算段。「旅費を—する」 2 金回り。ふところぐあい。「—のいい馴染に...
くもい‐の‐そら【雲居の空】
1 雲のある大空。「はかなくて煙となりし人により—の睦(むつま)じきかな」〈和泉式部集・上〉 2 遠く離れた所。また、宮中。「君は三笠の山高み—にまじりつつ」〈増鏡・おどろの下〉