コーナー‐キューブ【corner cube】
光や電波などを入射方向によらず、もとの方向へ反射する器具。立方体の一隅を含む三平面の内側を反射面とし、入射した光や電波は3回反射を繰り返してもとの方向へ射出される。光の反射には鏡またはプリズム、...
コールド‐ミラー【cold mirror】
可視光を反射し、赤外線を透過させる多層膜を施した鏡。液晶プロジェクターの光源部や医療用の光源反射鏡などに使用される。→ホットミラー
ご【期】
1 とき。おり。期限。「この—に及んで」 2 際限。限度。「申すべきことは—もなく侍るを」〈大鏡・道長下〉 3 死ぬとき。最期。臨終。「きのふより心も弱り身も苦しみて、さらに—を待つばかりなり」...
ごく‐ひん【極品】
きわめて上等な品物。極上品。「—の顕微鏡にて英の一インチを三十万分の一までは見ることを得」〈西周・百学連環〉
ござらっしゃ・る【御座らっしゃる】
[動ラ五(四)]《動詞「ござる」の未然形に助動詞「しゃる」が付いてできた語》 1 「いる」「来る」「行く」の意の尊敬語。いらっしゃる。「四十以上の人は一人も—・らぬ」〈魯庵・社会百面相〉 2 (...
ごし【越し】
[語素] 1 物を表す名詞の下に付いて、そのものを隔てて物事をする意を表す。「垣根—」「肩—」「眼鏡—」 2 年月・時間の長さを表す語の下に付いて、その間ある状態が続いてきたことを表す。「三年—...
ご・す【後す】
[動サ変]後になる。「おなじ疵(きず)つけながらも—・して身のあたとなり」〈浮・男色十寸鏡〉
ご‐たいせつ【御大切】
1 貴人に危険や災難が迫っていること。貴人が重態であること。「御病中の後室様…お風めしては、却って—でござります」〈伎・阿国御前化粧鏡〉 2 キリシタン文学で、愛。「—の深く甚だしきほどを」〈ど...
ご‐ち【五智】
仏語。大日如来に備わる5種の智慧。密教で、大日の智の総体の法界体性(ほっかいたいしょう)智と、大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作(じょうしょさ)智の四智。また、浄土教では仏智・不思議智・不可称...
ごち‐にょらい【五智如来】
仏語。密教の五智に配当される五人の如来。大日(法界体性智)・阿閦(あしゅく)(大円鏡智)・宝生(平等性智)・阿弥陀(妙観察智)・不空成就(成所作智)の五如来。五智の如来。