なわ【縄】
1 麻・わらなどの植物繊維や化学繊維をより合わせて作った、細長いひも。物を縛ったりつないだりするのに用いる。「—をなう」 2 罪人を縛るための縄。捕縄(ほじょう)。とりなわ。 3 田畑の面積を間...
なわ‐て【縄手/畷】
1 田の間の道。あぜ道。なわて道。 2 まっすぐな長い道。 3 縄の筋。なわ。「いかりおろす舟の—は細くとも命の限り絶えじとぞ思ふ」〈続後拾遺・恋三〉
なわて‐みち【縄手道】
田の間の道。あぜ道。「堤のように高く築き上げてある、長い長い—を」〈鴎外・カズイスチカ〉
なわ‐のり【縄海苔】
縄のように細長い海藻。うみそうめん(アメフラシの卵塊)のことともいう。「海原の沖つ—うちなびき心もしのに思ほゆるかも」〈万・二七七九〉
なん‐エックスせん【軟X線】
薄い空気層でも吸収されるような透過力の弱いX線。波長は比較的長い。金属材料の検査などに使用。軟らかいX線。→硬X線
なんかい‐トラフ【南海トラフ】
駿河(するが)トラフに続き、日本列島に沿って日向灘(ひゅうがなだ)沖まで延びる細長い凹地(トラフ)。水深4000〜4800メートル。フィリピン海プレートの沈み込み帯にあたる。西南日本海溝。南海舟...
ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】
トウダイグサ科の落葉高木。菱形の葉は長い柄で互生し、秋に紅葉する。春から夏、黄色の穂状の花が咲き、穂の上部が雄花、基部が雌花。実は黒褐色に熟し、種子から蝋(ろう)をとる。中国の原産で、九州の一部...
なんぶ‐そう【南部草】
メギ科の多年草。東北地方や北海道の山地に自生し、高さ30〜40センチ。葉は細長い柄で立ち、広卵形や扇形の3枚の小葉からなる。夏、雄しべと雌しべだけの花を穂状につける。
に‐ぎす【似鱚/似義須】
サケ目ニギス科の海水魚。全長約20センチ。体は細長い筒形で、目が大きく、吻(ふん)がとがり、脂びれをもつ。背側は淡青色で腹側は銀白色。干物・練り製品として利用。
にげん‐きん【二弦琴/二絃琴】
弦楽器の一種で、細長い胴に同じ長さの2弦を張った琴。八雲琴(やくもごと)と、それを改良した東流(あずまりゅう)二弦琴がある。