みず‐がやつり【水蚊帳釣/水蚊屋吊】
カヤツリグサ科の多年草。水田や沼地に生え、高さ約70センチ。茎は三角柱で太く、葉は長い線形で数枚出る。秋に、3、4枚の苞(ほう)をもつ茶褐色の穂をつける。
みず‐でっぽう【水鉄砲】
水を細長い筒の先から飛び出させる玩具。ピストル形・竹筒形などがある。《季 夏》「日に向けて高く上げ居る—/温亭」
みず‐とんぼ【水蜻蛉】
ラン科の多年草。湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉は線形で2、3枚つく。9月ごろ、緑白色の花を総状につける。唇弁は三つに裂けて十字状をし、長い距(きょ)が下に垂れる。
みずひき‐がに【水引蟹】
十脚(じっきゃく)目ミズヒキガニ科のカニ。日本特産のカニで、本州以南の水深30〜100メートルの海底にすむ。甲長約1センチであるが、赤くて細長い歩脚を広げると20センチにもなる。
みずひき‐まく【水引幕】
劇場で、舞台最前部の上方に、間口いっぱいに横に張った細長い幕。また、相撲で、土俵の4本柱の上方に張った細長い幕。現在は吊り屋根につけている。
みず‐もり【水盛/準】
細長い材に溝をつけて水を入れ、土台面などにのせて水平かどうかを測定すること。また、その器具。みずばかり。水準(すいじゅん)。
みぞ【溝】
1 水を流すため、地面を細長く掘ったもの。「—にはまる」 2 細長いくぼみ。「鴨居(かもい)の—」「レコードの—」 3 人と人との間の意見・感情などのへだたり。「夫婦間の—が深まる」
みち‐とせ【三千歳/三千年】
1 三千年(さんぜんねん)。きわめて長い年月。 2 「三千歳(みちとせ)の桃」の略。
ミッドタウン【midtown】
山の手と下町の中間地域。住宅地区と商業地区の中間地区。
(Midtown)米国ニューヨーク市マンハッタンの一地区。南北に細長いマンハッタンの中央部、ローワーマンハッタンよりも北、セントラルパ...
みつ‐がしわ【三柏/三槲】
1 ミツガシワ科の多年生の水草。山地の湿原に自生。太い根茎が横にはい、葉は3枚の小葉からなる複葉で厚く、柄が長い。夏、葉の間から約30センチの花茎を伸ばし、白い花を総状につける。花びらは五つに裂...