き‐こん【気根/機根】
1 一つの物事にじっと耐える精神力。根気。気力。「少しは長い手紙を書く—も付き」〈蘆花・思出の記〉 2 仏語。すべての人に備わる、教えを受けて発動する能力・資質。根機。機。
き‐ささげ【木豇豆】
ノウゼンカズラ科の落葉高木。樹皮は黒褐色、葉は大きく、キリの葉に似る。夏、漏斗状で先の5裂した淡黄色の花を円錐状につける。実は秋にでき、ササゲに似て細長い。中国の原産。楸(ひさぎ)。きささぎ。《...
きじ【雉/雉子】
1 キジ目キジ科の鳥。全長は、雄が尾が長いので80〜100センチ、雌が50〜60センチ。雄は暗緑色を主とする多彩な色で、目の周りに赤い肉垂れがある。雌は全体に褐色。北海道を除く日本各地の明るい林...
き‐せきれい【黄鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の鳥。全長約20センチ。背面は灰色、腹面が黄色で、白い眉斑(びはん)がある。水辺をせわしく動き回って餌をとり、長い尾を上下に振る。日本では、留鳥として主に渓流沿いにすむ。《季 秋》
きせつない‐へんどう【季節内変動】
季節変化よりも短く、10日程度より長い周期を示す大気の変動。赤道域におけるマッデンジュリアン振動が知られる。
きそん‐てんかぶつ【既存添加物】
食品添加物のうち、国内での長い使用実績に基づいて、例外的に使用・販売等が認められている、天然の添加物。化学合成品に加えて天然物が規制対象となった平成7年(1995)の食品衛生法改正以前に広く使用...
きたかみ‐ぼんち【北上盆地】
岩手県、北上川上・中流域の南北に細長い盆地。穀倉地帯。
き‐つつき【啄木鳥】
キツツキ目キツツキ科の鳥の総称。スズメ大からカラス大まであり、ふつう森にすむ。一般に雄の頭部に赤か黄色の部分がある。指は2本が前向き、2本が後ろ向きで、鋭い爪があり、爪と堅い尾羽で体を支えて樹幹...
き‐なが【気長】
[形動][文][ナリ]ゆっくりと構えて、せかせかしないさま。気が長いさま。また、そういう性質。「—に待つ」⇔気短(きみじか)。
き‐なが・い【気長い】
[形][文]きなが・し[ク]気が長い。「—・く機会を待つ」