さっくり
[副](スル) 1 ごく簡単に切れたり割れたりするさま。「ビスケットが—(と)割れる」「長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻に—切れた」〈鴎外・山椒大夫〉 2 率直で好感が持てるさま。あっさりしているさ...
さと‐いも【里芋】
サトイモ科の多年草。茎はほとんど伸びず、葉は高さ約1メートルの柄をもち、大きい卵円形。夏にまれに花が咲き、淡黄色の細長い仏炎苞(ぶつえんほう)で包まれた雄花と雌花をつける。球茎と葉柄を食用にする...
さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》 1 果実の中心にある堅い部分。種。 2 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。 3 陰核。 4 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。 5 根本...
さね【札】
鎧(よろい)を構成する細長い小板。鉄または革製で、1領に800〜2000枚をうろこ状に連結して鎧を作る。こざね。
さめ【鮫】
サメ目の軟骨魚の総称。体は細長く、背びれは通常2基あり、尾びれは上葉が長い。口は頭の下面にあり、えらあなは体側に5〜7対並ぶ。歯は常に新しいものが生えかわる。動物食。卵胎生が多いが、卵生・胎生の...
さや‐いんげん【莢隠元】
若いさやのまま食用にするインゲンマメ。種子が小さく、さやは細長い。
さらい【竹杷】
長い柄の先に粗い歯をつけた、熊手のような農具。土をかきならしたり、木の葉やごみなどをさらうのに用いる。さらえ。
さらしな‐しょうま【晒菜升麻】
キンポウゲ科の多年草。山地の林縁に生え、高さ約1メートル。葉は多数の小葉からなる複葉で、深い切れ込みがある。夏、長い茎を出して白い花を総状につける。若葉は煮て水でさらし食用にし、根茎は漢方で解熱...
サリー【(ヒンディー)sāṛī】
インドやパキスタンのヒンズー教の女性が着用する衣装。チョリという、ぴったりしたブラウスの上から、幅1メートル前後、長さ5メートルほどの長い布を腰から巻き付け、端を肩に垂らしたり、頭にかぶったりし...
さ・れる【曝れる】
[動ラ下一][文]さ・る[ラ下二]長い間、風雨や太陽にさらされて、色あせたり朽ちたりする。「動物の骸骨でも見るように白く—・れていた」〈藤村・嵐〉