ジギタリス【(ラテン)Digitalis】
オオバコ科の多年草。高さ約1メートル。葉は長楕円形。夏、茎の頂に長い穂を出し、下から順に紅紫色の釣鐘状の花を開く。有毒。葉を強心薬として用いる。ヨーロッパの原産で、観賞用に栽培もされる。狐(きつ...
じ‐ぐも【地蜘蛛】
ジグモ科のクモ。体長約1.5センチ、暗褐色で斑紋はない。樹木の下部に細長い袋状の巣を地下に向かって作り、虫などを袋越しに捕らえ、巣の中へ引き入れて食べる。日本・台湾などに分布。穴蜘蛛・土蜘蛛・袋...
じ‐こう【時効】
1 法律で、一定の事実状態が一定期間継続した場合に、真実の権利関係に合致するかどうかを問わずに、その事実状態を尊重して権利の取得・喪失という法律効果を認める制度。民事上では取得時効と消滅時効、刑...
じ‐ごう【時劫】
《「劫」はきわめて長い時間。「じこう」とも》永遠に続く時間。
じ‐しばり【地縛】
1 キク科の多年草。田のあぜや道端に生える。茎は地をはい、節から発根する。葉は円形で長い柄をもつ。春から夏にかけて、約10センチの花茎の先に黄色の頭状花をつける。いわにがな。 2 メヒシバの別名。
じしん‐くうはくいき【地震空白域】
長い期間、大地震が発生せず、周囲に比べて異常に地震活動が低い地域。あるいは、中・小規模の地震の活動が一時的に低下した地域。前者を第一種地震空白域、後者を第二種地震空白域とよび、いずれも大地震が発...
じしん‐たい【地震帯】
地震が特に多く発生する、細長い帯状の地域。環太平洋地震帯・中央海嶺(かいれい)地震帯など。
じぞう‐まゆ【地蔵眉】
地蔵菩薩の眉のように、根元が太く、末が細くて長い、三日月形をした眉。
じだい‐もの【時代物】
1 長い年数を経てきているもの。年代物。「—の時計」 2 演劇・映画・小説などで、主に江戸時代以前を扱ったもの。まげもの。 3 浄瑠璃・歌舞伎で、江戸時代以前の公卿・僧侶・武家などの社会を題材と...
じ‐むかで【地百足】
ツツジ科の常緑小低木。本州中部以北の高山帯などに生える。高さ約10センチ。茎は地をはい、先端は上を向き、細長いうろこ状の葉を密につける。7月ごろ、釣鐘状の白い花を開く。