がん‐もん【巌門】
石川県能登半島の、能登金剛中央部に位置する奇岩。波の浸食により、岩を貫通する穴があいている。
がん‐もん【雁門】
中国山西省北部にある句注山のこと。中国北辺守備の要地。雁山。
咸陽宮の築地(ついじ)が高く、雁が越えられないので、始皇帝が雁の通路としてつくったという伝説の穴。
がんよう‐もん【含耀門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。東面し、西面の章義門と対する。朝賀・即位などの儀式の際、外弁(げべん)・大臣以下がこの門より入って朝集堂の座に着いた。
きあん‐もん【徽安門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面し、玄輝門の西にある。西廂(せいそう)門。
ききょう‐もん【桔梗門】
江戸城門の一。西ノ丸下より三ノ丸に至る間の通用門。内桜田門。
きたはねばし‐もん【北桔橋門】
江戸城門の一。本丸の北側、竹橋門と乾二重櫓(やぐら)との中間にある。
きど‐もん【木戸門】
2本の柱を冠木(かぶき)でつなぎ屋根をのせた、木戸の門。腕木門。
き‐もん【崎門】
儒学者、山崎闇斎(やまざきあんさい)の門下。
き‐もん【旗門】
スキー競技のアルペン種目やスノーボードの回転・大回転競技で、コースを指示するために連続して立てられた同色一対の旗、またはポール。選手は、この間を通過しながら滑り降りる。通常、赤と青の2色が用いられる。
き‐もん【気門】
昆虫・クモなど、気管で呼吸する節足動物の体の側面にある呼吸のための穴。気管に続く。各体節に一対ずつあるものが多い。呼吸門。