たち‐どころ【立ち所】
立っている所。たちど。「六波羅の門前には馬車の—もなくせきあひたるに」〈古活字本平治・上〉
たちばな‐や【橘屋】
歌舞伎俳優の屋号。12世以後の代々の市村羽左衛門、およびその一門が用いる。
たちばな‐を【橘を】
[枕]橘の木を守るために番人を置く意から、地名の「守部(もりべ)」にかかる。「—守部の里の門田早稲(かどたわせ)」〈万・二二五一〉
たち‐ばら【立ち腹】
1 《「たちはら」とも》腹を立てやすいこと。怒りっぽいこと。また、そのような性質。「この聖人は極めて—にぞ有りける」〈今昔・一九・一〇〉 2 立ったままで切腹すること。「武家に生まれた不祥には、...
たっち‐もん【達智門】
《「だっちもん」とも》平安京大内裏外郭十二門の一。北面し、偉鑒門(いかんもん)の東にある。たじいもん。たていもん。
たつ【闥】
1 宮中の小門。転じて、宮中。 2 門。とびら。「—は堅く閉められ」〈露伴・暴風裏花〉
たつのくち【竜ノ口】
神奈川県藤沢市片瀬の地名。鎌倉時代に刑場があり、日蓮の法難、元使杜世忠ら処刑などの地。
東京都千代田区丸の内1丁目付近の旧称。江戸城西の丸下の和田倉門のあたり。堀の水が道三堀へ落ちる所に当た...
たつまつ‐はちろべえ【辰松八郎兵衛】
[?〜1734]江戸中期の人形遣い。初世。女方人形の名手。竹本義太夫と協力、近松門左衛門の「曽根崎心中」のお初などで人気を博す。のち江戸に下り、辰松座を興した。
たてかわ‐だんし【立川談志】
[1936〜2011]落語家。5世。東京の生まれ。本名、松岡克由(かつよし)。5世柳家小さんに入門。昭和38年(1963)、真打に昇進して立川談志を襲名した。昭和46年(1971)、参議院議員選...
たて‐し【立師/殺陣師】
立ち回りの型を考案し、出演俳優に教える専門家。