つじ‐ほういん【辻法印】
道ばたや門口で祈祷(きとう)・占い・祭文語りなどを行った山伏。
つた‐や【蔦屋】
江戸後期の地本(じほん)問屋。初め江戸新吉原大門口にあったが、天明年間(1781〜1789)に日本橋通油町に移転。
つだじゅく‐だいがく【津田塾大学】
東京都小平市にある私立大学。明治33年(1900)津田梅子が開設した女子英学塾を起源とし、津田英学塾、津田塾専門学校を経て、昭和23年(1948)新制大学として発足。
つちみかど【土御門】
姓氏の一。平安時代以来、天文道・陰陽道(おんようどう)をもって朝廷に仕えた家系。阿倍倉梯麻呂(くらはしまろ)の子孫安倍晴明を祖とし、代々その業を世襲した。 [補説]「土御門」姓の人物土御門通親(...
つち‐みかど【土御門】
平安京大内裏外郭東面の上東門の異称。また、西面の上西門を西の土御門と称した。築地(ついじ)を切り抜いただけで、屋根のないところからいう。
つちみかど‐しんとう【土御門神道】
近世神道の一派。江戸初期、土御門泰福(やすとみ)が垂加(すいか)神道説を説く山崎闇斎(やまざきあんさい)の教えを受けてその理論を体系づけて唱え始め、その門人安井算哲が大成。中世から陰陽道を管轄し...
つちみかど‐だいり【土御門内裏】
京都土御門大路の南、烏丸の西にあった里内裏。
土御門大路の北、東洞院大路の東にあった里内裏。元弘元年(1331)光厳天皇が皇居と定めてから北朝歴代の皇居となった。現在の京都御所の地。土御門東...
つちみかど‐どの【土御門殿】
京都土御門大路の南、京極の西にあった藤原道長の邸。しばしば里内裏となった。上東門第。京極殿(きょうごくどの)。御堂殿(みどうどの)。
⇒土御門内裏(つちみかどだいり)
つち‐もん【土門】
左右が築地(ついじ)で屋根のない門。土構え門。
つっ‐ぱし・る【突っ走る】
[動ラ五(四)] 1 勢いよく走る。疾走する。「ハイウエーを—・る」 2 ある目的に向かって、ひたすら突き進む。「出世街道を—・る」「優勝目ざして—・る」 3 出奔する。駆け落ちする。「庄やどん...