ひし‐しょくぶつ【被子植物】
種子植物の一門。約27万種以上が含まれ、最も進化した植物群。心皮が胚珠(はいしゅ)を包んで子房になり、重複受精を行う。かつては双子葉植物と単子葉植物に二分されたが、もっとも新しい植物分類体系であ...
ひじ‐ぼうもん【秘事法門】
浄土真宗の異安心(いあんじん)の一。教義を秘密裏に伝えるのでいう。善鸞(ぜんらん)が父親鸞(しんらん)から夜中ひそかに法門を伝授されたと称したことに発し、のち大町如道が不拝秘事を唱えてから広まっ...
ひぜん‐もの【肥前物】
肥前の刀工、忠吉(ただよし)一家およびその門人が鍛えた新刀の総称。
ひた【引板】
《「ひきいた」の音変化》「鳴子(なるこ)」に同じ。《季 秋》「わが門のむろのはや早稲かり上げておくてにのこる—の音かな」〈宇治百首〉
ひたちぼうかいそん【常陸坊海尊】
秋元松代の戯曲。昭和35年(1960)にラジオドラマとして放送され、第15回芸術祭賞ラジオ部門芸術祭奨励賞を受賞。戯曲として加筆修正し、昭和39年(1964)に「マニラ瑞穂記」とあわせて刊行。第...
ひたちやま‐たにえもん【常陸山谷右衛門】
[1874〜1922]力士。第19代横綱。茨城県出身。本名、市毛谷右衛門。梅ヶ谷とともに明治期の相撲の黄金時代をつくった。大正3年(1914)引退、年寄5代目出羽の海を襲名。→第18代横綱大砲(...
ひっかい‐とくていせいど【筆界特定制度】
筆界についての紛争を解決する制度。土地の所有権者が意見と資料を添えて法務局に申請すると、筆界特定登記官が外部の専門調査員の現地調査の結果に基づき、筆界を特定する。平成17年(2005)4月の不動...
ひっ‐そく【逼塞】
[名](スル)《せまりふさがる意》 1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に—する」 2 江戸時代の武士や僧侶に科された刑罰の一。門を閉ざして昼間の出入りを許さないもの。閉門より...
ひと‐すじ【一筋/一条】
[名] 1 細長い物の1本。一条。「—の髪の毛」「—伝わる涙」 2 一門。一族。「多くはただこの九条殿の御—なり」〈大鏡・師輔〉
[形動][文][ナリ] 1 ただ一つのことに心を傾けるさま。...
ひと‐ぞう【一族】
《「ぞう」は「ぞく(族)」の音変化》同族。一門。いちぞく。「今はいとど—のみ、かへすがへす栄え給ふこと限りなし」〈源・賢木〉