へいけものがたり【平家物語】
鎌倉時代の軍記物語。流布本は12巻に灌頂巻(かんじょうのまき)を加えたもの。信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)が作ったと徒然草にはあるが、作者・成立年ともに未詳。治承〜寿永期(1177〜1...
へい‐こ【閉戸】
戸を閉ざすこと。また、門を閉ざして家にこもること。
へいこ‐せんせい【閉戸先生】
《楚の孫敬の故事から》年中、門を閉じて家にこもり、読書や学問に没頭している人。
へい‐しゅつ【迸出】
[名](スル)ほとばしり出ること。ほうしゅつ。「噴水器を仕掛たごとく、盛に真直に—している」〈花袋・重右衛門の最後〉
へいじ‐もん【平地門】
⇒屏中門(へいじゅうもん)
へいじゅう‐もん【屏中門/屏重門】
表門と母屋との間にある塀に設けた中門。左右に柱を立て、笠木がなく、2枚開きの扉がつく。寝殿造りの中門を簡略化したもの。壁中門。平地(へいじ)門。
へいばん‐どうぶつ【平板動物】
動物界の一門。多細胞で表裏の区別がある平らな体をしており、体節構造や前後左右の区別はない。消化器・骨格・筋肉を欠き、体表の繊毛で移動する。センモウヒラムシが同門に属す唯一の種として知られる。板状動物。
へい‐もん【閉門】
[名](スル) 1 門をとじること。⇔開門。 2 謹慎の意を表すため、門をとざして家にこもること。 3 江戸時代、武士・僧に科せられた刑罰の一。門や窓をかたく閉じ、出入りを禁じられた。
へきめん‐せん【壁面線】
街区内の建築物の位置を整え、町並みをそろえて環境の向上を図るため、法的に指定される線。この線を越える壁・柱・門などの建築はできない。
へき‐らく【碧落】
青い空。大空。また、はるか遠い所。「風—を吹いて浮雲(ふうん)尽き」〈漱石・門〉