かけ‐だい【掛け鯛/懸け鯛】
1 昔の正月の飾り物。2匹の塩鯛をわら縄で結び合わせ、かまどの上や門松などに掛けたもの。小鯛を用いたので「掛け小鯛」とも。《季 新年》「—の影や柄杓(ひしゃく)のささら浪/紅葉」 2 祝儀の飾り...
かけ‐ふだ【掛(け)札/懸(け)札】
1 目につきやすい所に掛けておく札。門札や看板など。 2 江戸時代、幕府や領主からの通知事項を記して掲げた札。特に、年貢に関する事項を書いて、名主・庄屋の門や戸口などに掲示した札。
か・ける【掛ける/懸ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 ㋐高い所からぶらさげる。上から下にさげる。垂らす。「すだれを—・ける」「バッグを肩に—・ける」 ㋑目につくように高い所に掲げる。「看板を—・ける」「獄門に...
かげとも【影面】
《「かげつおも(影つ面)」の音変化。「かげ」は光の意》太陽に向かう方。南側。南。⇔背面(そとも)。「名ぐはしき吉野の山は—の大き御門ゆ雲居にそ遠くありける」〈万・五二〉
かごしま‐だいがく【鹿児島大学】
鹿児島市にある国立大学法人。第七高等学校・鹿児島師範学校・鹿児島青年師範学校・鹿児島高等農林学校・鹿児島水産専門学校などを統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。昭和30年(1955)...
かごしま‐ほんせん【鹿児島本線】
福岡県の門司港(もじこう)から博多・熊本・川内(せんだい)を経て鹿児島に至るJR線。全長398.5キロ。
かさ‐ぎ【笠木】
鳥居や門・塀・手すりなどの上端に渡す横木。冠木(かぶき)。
かさね【累】
承応・寛文(1652〜1673)ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
カサブランカ【Casablanca】
米国の映画。1942年作。監督はマイケル=カーティス。主演はボガートとバーグマン。第二次大戦下のモロッコの港町カサブランカを舞台にした恋愛映画。第16回アカデミー賞で3部門を受賞した。
風下(かざした)に◦居(い)る
人のふうをまねる。人の影響下にいる。「忘れても島田平右衛門が娘の—◦居るな」〈浄・宵庚申〉