おもだか‐おどし【沢瀉威】
鎧(よろい)の威の一。オモダカの葉の形に似せて上を狭く、裾開きに、周囲の色と変えておどす。周囲の地色から紫地沢瀉威、萌葱(もえぎ)地沢瀉威などという。
おやこ‐とびら【親子扉】
両開きの扉で、戸の幅が左右で異なるもの。
オランダ‐いちご【オランダ苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は3枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い5弁花を開き、実は卵形で赤く熟し、食用。南アメリカの原産で、日本には天保年間(1...
おり‐ど【折(り)戸】
蝶番(ちょうつがい)で折り畳めるように作った開き戸。
かい‐いん【快飲】
[名](スル)(酒を)気持ちよく飲むこと。「同輩醵銭(きょせん)して—し賭場を開き」〈松原岩五郎・最暗黒之東京〉
かい‐おん【開音】
1 室町時代の日本語で、アウ・カウ・サウや、キャウ・シャウ・チャウなどが長音化した場合の母音。[ɔː]で表す。⇔合音(ごうおん)。 2 中国音韻学の用語。口の開きの大きい音節で、円唇性の音をもた...
かいかん‐じゅうごう【開環重合】
環式化合物が環を開き、鎖式化合物となって重合する反応。カプロラクタムがナイロンとなる反応など。
かいこう‐おん【開口音】
オ列長母音のうち、口の開きが比較的広いものをいう。すなわち、「アウ」「カウ」「アフ」「カフ」および「キャウ」「シャウ」の連母音[au]が、長音化して[ɔː]と発音されたもの。開音。⇔合口音(ごう...
かい‐ごう【開合】
1 開いたり合わせたりすること。 2 開音と合音。開音(開口音)は口の開きの広い音、合音(合口音)は狭い開きの音。オの長音についての2種の漢字音では、韻の主母音に、円唇母音uまたは副母音wをもつ...
かい‐さい【開催】
[名](スル)集会や催し物を開き行うこと。「総会を—する」