ひき‐よもぎ【引艾】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。草原に生え、高さ30〜60センチ。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏から秋、葉の付け根に黄色い唇形の花を開く。
ひき‐わ【引(き)輪】
アクセサリーなどに用いる、輪状の留め具。つめを引くことで、輪の一部が開く。ネックレスなどの一方の端に用いて、もう一方の端の金具を引っかけて固定する。
ひし【菱/芰】
1 ミソハギ科の水生の一年草。池や沼に生え、茎は細長く、泥水中を伸びる。葉は菱状三角形で、葉柄の一部にふくらみがあり、四方に出て水面に浮かぶ。夏、葉の間から短い花柄を伸ばし、水上に白い4弁花を開...
ひつ【櫃】
1 ふたが上方に開く大形の箱。唐櫃(からびつ)・長櫃(ながびつ)など。 2 飯を入れる器。→おひつ
ひつじ‐ぐさ【未草】
スイレン科の水生の多年草。池沼に生える。葉は楕円形で基部が深く切れ込み、水面に浮かぶ。夏、水上に白い花を開く。名は未の刻(午後2時)に咲くといわれたことによるが、普通は午前中に開花する。睡蓮(す...
ひと‐で【海星/人手/海盤車】
1 ヒトデ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。ふつう5本の腕をもち、扁平な星形の五角形をし、外面は多数の小骨板からなり、硬いが曲げることができる。腹面に口があり、肛門は背面に開く。腕の下面にある管足...
ひな‐ぎきょう【雛桔梗】
キキョウ科の多年草。暖地の野原などに生え、高さ約30センチ。細い茎が群がって出て、葉はへら状。夏から秋、青紫色のキキョウに似た小さい花を上向きに開く。
ひ‐まわり【向日葵/日回り】
1 キク科の一年草。高さ約2メートル。茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。夏、周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに開く。花は太陽の方を向き、その動きにつれて回る...
ひめ‐しゃら【姫沙羅】
ツバキ科の落葉高木。関東以西の山林中に自生。樹皮は淡黄赤色で滑らか。葉は長卵形で先がとがる。夏、白い5弁花を開く。庭木にする。さるなめり。あからぎ。
ひめ‐つばき【姫椿】
1 ツバキ科の常緑高木。葉は枝先に集まってつき、長楕円形。5、6月ごろ、白色の5弁花を開く。小笠原諸島の特産。 2 サザンカの別名。 3 ネズミモチの古名。〈和名抄〉