ほし‐むし【星虫】
星口動物の総称。また、その一種。潮間帯の砂泥中にすむ。体は細長い円筒状で、体長約5センチ、淡黄褐色。先端の口の周縁に触手が並び、肛門は体の前部背面に開く。本州中部以南に分布。いけだほしむし。
ほたる‐かずら【蛍葛】
ムラサキ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。高さ約20センチで、長楕円形の葉を互生。全体に粗い毛がある。春、茎頂にるり色の5弁花を開く。花後、基部から横にはう枝を出し、新株を生じる。るりそう。...
ほたる‐ぶくろ【蛍袋】
キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ30〜80センチ。長卵形の葉が互生する。6、7月ごろ、白または淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。名は、花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提灯(火垂(ほた)る...
ほてい‐らん【布袋蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下にまれに生える。高さ約10センチ。1本の茎と、1枚の紫色斑のある卵形の葉を出す。5、6月ごろ、紅紫色の花を1個横向きに開く。唇弁は膨らみ、距(きょ)は2裂している...
ほほ‐え・む【微笑む/頰笑む】
[動マ五(四)] 1 声をたてずににっこり笑う。微笑する。ほおえむ。「—・んだ顔」 2 花のつぼみが少し開く。ほころびる。ほおえむ。「梅の花が—・みはじめる」
ほや【海鞘】
尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。体は被嚢(ひのう)で覆われ、入水孔と出水孔とが開く。幼生はオタマジャク...
ホロー‐バック【hollow back】
《hollowは空洞の意》製本で、表紙の背と中身の背を接着しない仕上げ方。本を開くと背の部分に空洞ができる。
ホーム‐パーティー
《(和)home+party》自宅で開くパーティー。 [補説]英語ではa party at home
ぼう【剖】
[常用漢字] [音]ボウ(慣) ホウ(漢) 〈ボウ〉刃物で切り開く。「剖検/解剖」 〈ホウ〉解き分ける。分かれ開ける。「剖析・剖判」
ぼたん‐ぼうふう【牡丹防風】
セリ科の多年草。海岸に生え、高さ約1メートル。茎は太く、枝分かれし、葉はボタンに似る。夏、白い小花が集まって開く。若葉は食用。