まっ‐ぽう【末法】
仏語。仏法の行われる時期を三つに分けた三時のうち、最後の退廃期。釈迦(しゃか)の入滅後、正法(しょうぼう)・像法(ぞうぼう)を経たあとの1万年間。教えが説かれるだけで修行する者もなく、悟りを開く...
まつば‐にんじん【松葉人参】
アマ科の一年草。山地に生え、高さ約50センチ。葉は線形で互生する。夏、淡紫色の小花を多数開く。まつばなでしこ。
まつむし‐そう【松虫草/山蘿蔔】
スイカズラ科の多年草。高原の草地に生え、高さ60〜90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8〜10月、紫色の頭状花を開く。周囲の小花は唇状に5裂し、中央のものは筒状。《季 秋》「—霧(き)らひ...
ま‐て【真手】
両手。「御手洗(みたらし)に若菜すすぎて宮人の—にささげて御戸(みと)開くめる」〈山家集・下〉
眦(まなじり)を決(けっ)・する
目を大きく見開く。怒ったり、決意したりするさま。眦を裂く。「—・して立ち向かう」 [補説]「目尻(めじり)を決する」とするのは誤り。
まね・く【招く】
[動カ五(四)] 1 合図をして人を呼び寄せる。「手を振って—・く」 2 客として来るように誘う。招待する。「歓迎会に—・かれる」 3 ある目的のために、礼をつくして来てもらう。また、しかるべき...
ま‐ばたき【瞬き】
[名](スル)まぶたを閉じて、またすぐ開くこと。またたき。「せわしく—する」
ま‐も‐なく【間も無く】
[副]時間がさしてたたないさま。ほどなく。じきに。「—幕が開く」「君が帰って、—彼が来た」
眉(まゆ)を開(ひら)・く
心配事がなくなって、晴れやかな顔になる。愁眉(しゅうび)を開く。「文三の決心を聞いてお政は漸(ようや)く—・いて」〈二葉亭・浮雲〉
まるば‐あさがお【丸葉朝顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は心臓形。夏、紅紫色などのらっぱ状の花を開く。熱帯アメリカの原産。