えみ‐わ・れる【笑み割れる】
[動ラ下一][文]ゑみわ・る[ラ下二]果実などが熟して自然に裂けて開く。また、はちきれる。「見ともない面を—・れそうに莞爾(にこ)つかせて」〈二葉亭・平凡〉
え・む【笑む/咲む】
[動マ五(四)] 1 にこにこする。笑い顔になる。「細く長き眼は常に—・めるが如く」〈柳浪・黒蜥蜴〉 2 花が咲きはじめる。つぼみがほころびる。 3 果実が熟して裂け開く。「綿の綺麗に—・んでる...
エリカ【(ラテン)Erica】
ツツジ科エリカ属の植物の総称。一般に常緑低木。枝は細かく分かれ、葉は細く短い。白・黄・紅などの色の筒状や壺状の花を開く。ヨーロッパ・アフリカに産し、ツリガネエリカ・ジャノメエリカなど約700種が...
襟(えり)を開(ひら)・く
隠しだてせず心の中を打ち明ける。胸襟(きょうきん)を開く。「—・いて語り合う」
えんこう‐そう【猿猴草】
キンポウゲ科の多年草。山野の湿地に生え、茎は四方に広がる。高さ約50センチ。葉は腎臓形で長い柄がある。初夏、茎の先に花柄が長く伸び、黄色い花を開く。
えんれい‐そう【延齢草】
シュロソウ科の多年草。山野の木陰に生え、高さ約20センチ。茎が1〜3本出て、その先に、広卵円形の葉を3枚輪生する。初夏、紫色の花を1個開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。たちあおい。延年草。延命草。
おうぎ‐あみ【扇網】
扇形に開く網。四手網(よつであみ)の類。
おうごん‐もん【黄金門】
《Golden Gate》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある城門の一つ。東側に位置し、宗教的に重要な意味をもつ神殿の丘に面する。現存する八つの城門の中で唯一閉ざされてお...
おう‐れん【黄連/黄蓮】
キンポウゲ科の常緑多年草。山地の樹林下に生え、根茎は太く黄色で、多数のひげ根を出す。雌雄異株。早春、高さ約10センチの花茎を出し、白い花を数個開く。漢方で乾燥した根茎を健胃・消炎薬として用いる。
おお‐いぬのふぐり【大犬の陰嚢】
オオバコ科の越年草。道端に生え、イヌノフグリより大きい。茎は地をはって四方に広がり、春、るり色の花を開く。ヨーロッパ原産。明治時代に日本に帰化。