かい‐じょう【開静】
《静睡(じょうすい)を開覚する意》 1 禅宗寺院で、早朝、雲版などをたたいて、起床を促すこと。 2 曹洞宗で、座禅をやめて座を離れること。
かい‐せい【開成】
《「易経」繋辞上の「夫れ易は物を開き務めを成し天下の道を冒(おほ)ふ」から》人知を開発し、仕事を成しとげること。
かいせい‐かん【開成館】
慶応2年(1866)開設された土佐藩の機関。後藤象二郎が中心となって設けたもので、富国強兵をめざした。
かいせい‐がっこう【開成学校】
明治初期の官立学校。江戸幕府の開成所が、明治元年(1868)新政府に接収されて改称したもの。その後、大学南校・第一大学区第一番中学・開成学校・東京開成学校などの名称を経て、明治10年(1877)...
かいせい‐じょ【開成所】
江戸幕府の設けた洋学校。オランダ語・英語・フランス語・ドイツ語などの外国語、天文・地理・数学などの科学、また、活字術などを教授。文久2年(1862)蕃書調所(ばんしょしらべしょ)を洋書調所と改称...
かい‐せき【開析】
[名](スル)台地状の地形が川によって浸食され、数多くの谷が刻まれること。
かいせき‐だいち【開析台地】
もとは平坦だったが、浸食を受けて数多くの谷が刻まれた台地。
かい‐せつ【開設】
[名](スル)新しい施設や設備などをこしらえること。また、新たにその運用を開始すること。「新駅を—する」「口座を—する」
かい‐せん【開戦】
[名](スル)戦争を始めること。⇔終戦。「吾国既に清朝と—す」〈独歩・愛弟通信〉
かい‐せん【開栓】
[名](スル) 1 瓶などの口を密封している栓をひらくこと。「ワインを—する」⇔閉栓。 2 水道・ガスの使用を開始すること。「水道の—手続き」⇔閉栓。