かいちょう‐もの【開帳物】
1 寺社の開帳を当て込んで作った歌舞伎や人形浄瑠璃など。 2 開帳を当て込んで興行した見世物。からくり仕掛け・細工物など。
かい‐ちん【開枕】
《「開被安枕(かいひあんちん)」の略。布団(被)を敷き枕を置く意》禅宗で、就寝すること。
かい‐ちん【開陳】
[名](スル)人の前で自分の心の中をありのままに述べること。「所信を—する」
かい‐つう【開通】
[名](スル)鉄道・道路・電話など、交通・通信の機関や施設が完成して通じること。「高速道路が—する」
かい‐てい【開廷】
[名](スル)裁判を行うために法廷を開くこと。「午後一時に—する」⇔閉廷。
かい‐てん【開展】
[名](スル) 1 繰り広がること。また、一面に広げること。展開。「眼下に—する雄大な景色」 2 程度が進むこと。「感情まず先に発達して智力其後に—するを見るなり」〈逍遥・文章新論〉
かい‐てん【開店】
[名](スル) 1 新しく店を開いて営業を始めること。開業。みせびらき。「駅前に支店が—する」「新装—」⇔閉店。 2 店を開けてその日の営業を始めること。⇔閉店。
かいてん‐きゅうぎょう【開店休業】
商店が営業しているのに、客が来ないため、休業しているのと同じような状態にあること。また、実質的な活動の伴わないことにもいう。
かいとう【開冬】
佐藤佐太郎の第10歌集。昭和50年(1975)刊。
かい‐とう【開頭】
[名](スル)手術のため、頭蓋を切り開くこと。「—手術」