ま‐ぎわ【真際/間際】
1 物事がまさに行われようとするとき。寸前。「出発—に電話がくる」 2 境界に接する直前の部分。「がけの—まで家が建つ」
ま‐くば・る【間配る】
[動ラ五(四)]間をあけて配る。分けて配置する。「芸妓(げいしゃ)がずらりと—・られて」〈木下尚江・良人の自白〉
ま‐ぐち【間口】
1 土地・家屋などの正面の幅。表口。「—二間(にけん)の店」⇔奥行き。 2 研究・事業などの領域。「商売の—を広げる」「—の広い学者」
ま‐しゃく【間尺】
1 建築物などの寸法。 2 損得の計算。利害の割合。
間尺(ましゃく)に合(あ)わ◦ない
割に合わない。損になる。「—◦ない商売」
ま‐じきり【間仕切り】
部屋の仕切り。「—のカーテン」
ま‐せ【籬/笆/間狭】
1 《「間狭(ませ)」の意か》「籬垣(ませがき)1」に同じ。 2 劇場の枡の仕切り。
ま‐だい【間代】
部屋を借りる代金。部屋代。
ま‐だる・い【間怠い】
[形][文]まだる・し[ク]まのびしたり、手際が悪かったりして、じれったい。「—・い口調でしゃべる」 [派生]まだるさ[名]
まだる‐こ・い【間怠こい】
[形][文]まだるこ・し[ク]「まだるっこい」に同じ。「煎じて飲むは—・いで」〈鏡花・婦系図〉