ヒルベルト‐くうかん【ヒルベルト空間】
ユークリッド空間を無限次元に拡張した空間。ヒルベルトが積分方程式を解こうとして着想。量子力学で、物質系の状態を数学的に構成するのに用いる。
ひる‐ま【昼間】
日の出から日の入りまでの間。朝から夕方までの間。日中。昼。
ひろ‐ま【広間】
1 広い部屋。「大—」 2 書院造りの表向きの座敷。 3 武家邸宅の玄関部分に設けられた広い部屋。 4 四畳半以上の茶室。→小間(こま)2
びょう‐かん【病間】
1 病気にかかっている間。「—を慰める句作などをした時分は」〈芥川・枯野抄〉 2 病気の少しよくなっている時。
ふか‐ま【深間】
[名・形動] 1 水などの深い所。深み。「谷の—に落ち込む」 2 男女が、別れられないほど深い仲になること。また、そのさま。「小太夫様(こだゆうさん)の—な馴染(なじ)み」〈露伴・椀久物語〉
ふかん‐じかん【不感時間】
検出器などで、ある事象を検出したあとに、次の事象を検出できるようになるまでの時間。一般に放射線測定器などでは、放射線が入射したあと、次の放射線が入射しても検出できない時間があり、状況に応じて測定...
ふし‐の‐ま【節の間】
節と節との間。転じて、ほんの少しの間。「なには潟(がた)短きあしの—も逢はでこの世を過ぐしてよとや」〈新古今・恋一〉
ふじま【藤間】
日本舞踊の流派の名。および、それに属する舞踊家の芸名。
ふた‐ま【二間】
1 二つの部屋。ふたへや。「—しかないアパート」 2 《南北の柱間が二間であるところから》清涼殿の夜の御殿(おとど)の東隣りにある部屋の名。天皇守護の祈祷(きとう)をする僧が伺候して修法などが行...
ふたりのにんげん【二人の人間】
《原題、(ドイツ)Zwei Menschen》デーメルによる長編叙事詩。1903年発表。のちに妻となるイーダ=アウエルバッハとの恋愛の影響がみられる作品。