むね‐の‐せき【胸の関】
胸のふさがるのを関にたとえていう語。胸の関路(せきじ)。「—袖のみなととなりにけり思ふ心はひとつなれども」〈式子内親王集〉
むもんかん【無門関】
中国の仏教書。1巻。南宋の無門慧開(えかい)著。1228年成立。古来からの公案四十八則を選び、評釈などを加えたもの。悟りへの入門書として、禅宗で重視される。禅宗無門関。
やきだま‐きかん【焼(き)玉機関】
内燃機関の一。焼き玉とよぶ燃焼室を加熱して赤熱状態とし、そこへ重油などの燃料を噴射して点火・爆発させるもの。小型漁船に広く使用された。セミディーゼル機関。焼き玉エンジン。
山師(やまし)の玄関(げんかん)
《山師は玄関を特にりっぱにするところから》外観ばかりがりっぱなこと。
ゆくもかえるも‐の‐せき【行くも帰るもの関】
《後撰集の「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂(おうさか)の関」から》近江国の逢坂の関の異称。
よう‐かん【陽関】
中国甘粛省西部、敦煌の南西にあった関所。前漢時代に設けられ、北にある玉門関とともに西域に通じる交通の要地をなした。
よこづな‐おおぜき【横綱大関】
大相撲の本場所において、大関が不在または一人の場合に、横綱が大関の地位を兼ねることを表す番付の記載上での語。
よんサイクル‐きかん【四サイクル機関】
内燃機関で、1回の動力発生のサイクルである吸気・圧縮・爆発・排気の四つの行程を、ピストンの2往復で完了する方式のもの。四行程機関。フォーストローク機関。
ヨーロッパ‐うちゅうきかん【ヨーロッパ宇宙機関】
⇒イーサ(ESA)
ヨーロッパ‐げんしりょくきかん【ヨーロッパ原子力機関】
⇒イー‐エヌ‐イー‐エー(ENEA)