さき‐もり【防人】
《「崎(さき)守(もり)」の意》古代、筑紫・壱岐・対馬(つしま)など北九州の防備に当たった兵士。663年の白村江(はくそんこう)の戦い以後制度化され、初め諸国の兵士の中から3年交代で選ばれ、のち...
さきもり‐の‐うた【防人歌】
防人の詠んだ歌。また、その家族などが哀別の情を詠んだものをもいう。万葉集の巻14・巻20にみえ、多く東国方言を用いる。さきもりうた。
さきもり‐の‐つかさ【防人司】
古代、大宰府(だざいふ)に属し、防人に関する事を扱った役所。
ひみつほご‐ほう【秘密保護法】
《「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」の略称》日米相互防衛援助協定(MDA協定)・日米船舶貸借協定・日米艦艇貸与協定に基づいて米国政府から供与された船舶・航空機・武器・弾薬などに関する情報...
ふせぎ【防ぎ/禦ぎ/拒ぎ】
《古くは「ふせき」》ふせぐこと。また、そのためのもの。「猪(しし)—」「紙子(かみこ)一衣(いちえ)は夜の—」〈奥の細道〉
ふせぎ‐て【防ぎ手】
相手の攻撃を防ぐ側。また、その人や、その軍勢。
ふせぎ‐や【防ぎ矢】
敵の進撃を阻止するために射る矢。「源三位入道の一類残って、—射給ふ」〈平家・四〉
ふせ・ぐ【防ぐ/禦ぐ/拒ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ふせく」》 1 ㋐敵の攻撃を抑える。敵に侵害されないようにする。「本土への侵攻を—・ぐ」 ㋑好ましくないものを、さえぎって中へ入れないようにする。「窓を二重にして寒さを...
ほうふ【防府】
山口県南部の市。周防灘(すおうなだ)に面し、向島などの島を含む。もと周防国府があった。山陽道の宿駅として栄え、製塩業で発展。塩田跡は現在工業地帯となっている。人口11.7万(2010)。
ほうふ‐し【防府市】
⇒防府