こうせい‐ぶっしつ【抗生物質】
カビや放線菌などの微生物によって作られ、他の微生物や生細胞の発育を阻害する有機物質。1941年、ペニシリンの治療効果が確認されて以来、数多くのものが発見され、医薬品などに用いられている。ストレプ...
こ‐しゅく【固縮】
身体の筋肉が持続的に強くこわばること。運動に関与する錐体外路の阻害により生じる筋緊張亢進症状の一つ。身体を伸展・屈曲しようとすると強度のつっぱり・こわばりなどの抵抗が生じ、あらゆる運動に対して筋...
コレステロールエステルてんそう‐たんぱくしつ【コレステロールエステル転送蛋白質】
HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロールをLDL(低比重リポたんぱく質)に受けわたす役割をもつたんぱく質。血液中でHDLやLDLの量や質を調整していると考えられている。CEPT(c...
こんちゅう‐せいちょうせいぎょざい【昆虫成長制御剤】
昆虫の生育上重要な、脱皮や羽化を阻害する薬剤。ホルモンの分泌に異常をもたらしたり、キチンの合成を阻害したりする薬効成分を含む。脱皮阻害剤。脱皮促進剤。IGR剤。
ごうせつちたいたいさく‐とくべつそちほう【豪雪地帯対策特別措置法】
積雪が特にはなはだしく、産業の発展が停滞し、住民の生活水準の向上が阻害されている地域を豪雪地帯・特別豪雪地帯に指定し、雪害の防除や産業等の基礎条件の改善に関する基本計画を策定・推進することを定め...
ごうぜい‐こうきんざい【合成抗菌剤】
細菌の増殖を阻害する作用をもつ、化学的に合成された薬剤。合成抗菌薬。
さいぼう‐どくせい【細胞毒性】
生きている細胞に何らかの障害を与える性質。細胞の機能や増殖を阻害したり死をもたらしたりする外来の化学物質や、放射線などがもつ性質をいう。生体物質や生体の場合は、細胞障害性ともいう。
サバイビン【Survivin】
たんぱく質の一種。カスパーゼの活性化を阻害してアポトーシスを抑制し、細胞分裂の調節を担う。成人の正常組織ではほとんど発現せず、がん組織および胎児組織においてのみ高度に発現する。そのため、がん治療...
さまた・げる【妨げる】
[動ガ下一][文]さまた・ぐ[ガ下二] 1 物事の進行や遂行に支障が起こるようにする。じゃまをする。妨害する。阻害する。「眠りを—・げる」「発展を—・げる」 2 差し支える。禁止する。多く、法令...
しょうとう‐しょう【小頭症】
遺伝的要因や染色体異常、子宮内感染など何らかの原因で脳の成長が阻害され、頭蓋が正常な大きさに達しない病態。→狭頭症(きょうとうしょう)