せんたんいりょうかいはつ‐とっく【先端医療開発特区】
最先端の再生医療や医薬品・医療機器などの分野で革新的技術の開発を阻害する要因を克服し、研究開発を促進するために創設された特別区域。iPS細胞応用・再生医療・革新的な医療機器の開発・革新的バイオ医...
そ【阻】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]はばむ 1 地形が険しい。「険阻」 2 遮り止める。はばむ。「阻害・阻隔・阻止」 [難読]悪阻(おそ・つわり)
そうぎ‐こうい【争議行為】
労働関係の当事者が、その主張を貫徹するため、またそれに対抗するために行う、業務の正常な運営を阻害する行為。労働者側ではストライキ・サボタージュなど、使用者側ではロックアウトなどがある。
ソラフェニブ【sorafenib】
腎細胞癌や肝細胞癌の治療に用いられる分子標的治療薬の一つ。癌細胞の増殖に関与する酵素の働きを阻害する働きと、癌細胞に酸素や栄養を供給する血管の新生を阻害する働きをもつ。商品名、ネクサバール。
たいじ‐きょうすい【胎児胸水】
胎児の胸腔に体内分泌物がたまる病気。多量の胸水が長期間貯留すると、心臓が圧迫されて鬱血性心不全から胎児水腫に進行したり、肺の発育が阻害され、重篤な状態になるおそれがある。
たかん‐さよう【他感作用】
ある植物の出す物質が、他の植物や微生物などの生育を促進または阻害すること。セイタカアワダチソウが根から化学物質を分泌し、他の植物を排除するなどの例がある。遠隔作用。アレロパシー。
たはつせい‐こつずいしゅ【多発性骨髄腫】
血液細胞の一つである形質細胞の癌(がん)。免疫グロブリンをつくる形質細胞が癌化すると、異常な抗体が大量に産生され、正常な抗体が著しく減少する。このため免疫機能が低下し、骨髄の造血機能が阻害される...
ていさんそゆうどう‐いんし【低酸素誘導因子】
体内で酸素不足の状態にある細胞が示す低酸素応答とよばれる適応を促すたんぱく質の総称。酸素濃度が正常な環境においても常時産生され、プロテアソームによってただちに分解される。一方、酸素濃度が低くなる...
テコビリマット【Tecovirimat】
天然痘の治療薬。オルソポックスウイルス属のウイルスのエンベロープの働きを阻害する抗ウイルス薬。商品名ティーポックス(Tpoxx)。同じオルソポックスウイルス属のウイルスによるサル痘にも効果がある...
なまり‐ちゅうどく【鉛中毒】
鉛による中毒。重症ではヘモグロビン合成が阻害されるために貧血となり、手の麻痺、腹痛、脳障害などの症状を呈する。鉛を扱う職業や鉛入り白粉(おしろい)使用でみられた。えんちゅうどく。