あわ【阿波】
旧国名の一。現在の徳島県。阿州。 徳島県中北部、吉野川北岸にある市。吉野川に注ぐ日開谷(ひがいだに)川・大久保谷川などが形成する扇状地で果樹・野菜栽培が盛ん。平成17年(2005)4月に吉野...
あわ‐おどり【阿波踊(り)】
徳島市を中心にして行われる盆踊り。数十人が連(れん)といわれる組をつくって、阿波よしこの節と、急調の三味線、囃子(はやし)に合わせ、姿態をくねらせて練り踊る。《季 秋》
あわざ【阿波座】
大阪市西区の地名。近世初期、多くの阿波の商人が住み、水上交通の要地であった。
あわざ‐がらす【阿波座烏】
大坂新町遊郭をひやかして歩く客。カラスの鳴き声「かおかお」を「買お買お」とひやかし歩く客にとりなしたもの。
あわ‐し【阿波市】
⇒阿波
あわ‐ちぢみ【阿波縮】
阿波から産出する木綿の縮。阿波しじら。
あわ‐の‐くに【阿波国】
⇒阿波
あわ‐の‐なると【阿波の鳴門】
鳴門海峡の異称。
あわ‐の‐みと【阿波水門】
鳴門(なると)海峡の古称。
あわまる‐じけん【阿波丸事件】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)4月、連合国軍の安全の保障下に、日本占領地域の捕虜・抑留者への救済品輸送に当たっていた阿波丸が、帰路に台湾海峡で米国の潜水艦に撃沈された事件。