あ【阿】
梵語の第1字母aの音写。→阿吽(あうん)
あ【阿】
[人名用漢字] [音]ア(呉)(漢) [訓]くま おもねる お 1 山や川の曲がって入りくんだ所。「山阿」 2 自分の意志を曲げて人に従う。「阿世・阿諛(あゆ)」 3 人を呼ぶ語に冠して親しみを...
あいくおう‐ざん【阿育王山】
中国、浙江(せっこう)省東部の山。281年、西晋の劉薩訶(りゅうさっか)が阿育王の舎利塔を建立した地。宋代には広利寺として五山の一。育王山。
あいった【阿逸多】
《(梵)Ajitaの音写》弥勒菩薩(みろくぼさつ)の異称。
あ‐うん【阿吽/阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》 1 梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、...
あうん‐の‐こきゅう【阿吽の呼吸】
二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。また、それが一致すること。
あかだ【阿伽陀/阿掲陀】
《(梵)agadaの音写。無病・健康・不死などの意》 1 あらゆる病気を治すという霊妙な薬。阿伽陀薬(あかだやく)。 2 《百薬の長というところから1に通わせて》酒。
あかん【阿寒】
北海道東部、釧路市の地名。旧町名。タンチョウが生息。
あかん‐こ【阿寒湖】
北海道東部、雄阿寒岳のカルデラ湖。ヒメマスの原産地の一。特別天然記念物マリモの生育地。面積13平方キロメートル。最大深度44.8メートル。湖面標高420メートル。平成17年(2005)ラムサール...
あかん‐こくりつこうえん【阿寒国立公園】
北海道東部にある国立公園の旧称。阿寒・屈斜路(くっしゃろ)・摩周(ましゅう)の三つのカルデラ湖や小湖沼群、雌阿寒岳・雄阿寒岳等の火山群がある。平成29年(2017)に神の子池を含む周辺の一部が加...