たい‐じん【対陣】
[名](スル)向かい合って陣を構えること。「川を挟んで敵と—する」
たい‐じん【滞陣】
[名](スル)ある場所に一定期間陣を置くこと。「郡県西辺に—せる独逸兵は」〈新聞雑誌一〇〉
たい‐じん【退陣】
[名](スル) 1 陣を構えていた位置から軍隊を後方にしりぞかせること。 2 今まで就いていた重要な地位から身をひくこと。辞職。「首相が—する」
たきぐち‐の‐じん【滝口の陣】
⇒滝口所
たちはき‐の‐じん【帯刀の陣】
東宮坊の帯刀の舎人(とねり)の詰め所。
たて【殺陣】
演劇・映画などで、乱闘・捕り物・斬り合いなどの演技。たちまわり。「—を習う」「—師」
だいさつじん【大殺陣】
工藤栄一監督による映画の題名。昭和39年(1964)公開。徳川4代将軍家綱の弟、綱重の暗殺計画をめぐるドキュメンタリータッチの集団抗争時代劇。出演、里見浩太朗、大坂志郎、平幹二朗ほか。
だ‐じん【打陣】
野球で、打者の顔ぶれ。打撃陣。
ちゃく‐じん【着陣】
[名](スル) 1 陣地に到着すること。「ひでよし公三井でらに—あそばされ」〈谷崎・盲目物語〉 2 公卿が陣の座に着くこと。「近衛殿—し給ひける時」〈徒然・一〇二〉
ちゅう‐じん【中陣】
社寺で、内陣と外陣(げじん)との間にある間(ま)。