つい‐ばい【追陪】
[名](スル)他人につき従うこと。また、伴うこと。「此形体に—して起る心意的状況は」〈漱石・吾輩は猫である〉
なか‐べ【中陪/中倍/中重】
《「なかへ」とも》衣服などの間に重ね入れること。また、そのもの。近世では、小袿(こうちぎ)の袖口・襟・裾などで、表地と袘(ふき)との間に入れた別の色の絹地。
ばい【陪】
[常用漢字] [音]バイ(呉) 1 そばに付き添う。伴をする。「陪従・陪乗・陪食・陪席」 2 補佐する。「陪審」 3 家来の家来。「陪臣」 [名のり]すけ・のぶ・ます・やす [難読]陪堂(ほいとう)
へん‐ばい【反閇/返閉/反陪】
1 「禹歩(うほ)1」に同じ。 2 1からきたもので、日本芸能の特殊な足の踏み方。「翁(おきな)」「三番叟(さんばそう)」の呪術的な足づかいや「道成寺」の乱拍子など。