いん‐に【陰に】
[副]人に気づかれないようにするさま。内密に。こっそりと。かげで。「同僚を—批判する」
陰(いん)に籠(こ)も・る
1 表に現れず心の中にこもる。「—・る性格」 2 陰気なようすである。「—・った声」
陰(いん)に陽(よう)に
あるときはひそかに、あるときは公然と。陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。「—力になる」
陰(かげ)に居(い)て枝(えだ)を折(お)る
恩を受けた人にあだをすることのたとえ。
陰(かげ)になり日向(ひなた)になり
ある時は裏面から、またある時は表面に立って、さまざまに援助すること。陰に陽に。「—守ってくれた恩人」 [補説]この句の場合、「影になり」と書くのは誤り。