えん【塩】
酸と塩基との中和反応によって生じる化合物で、酸の陰性成分と塩基の陽性成分とからなるものをいう。塩化ナトリウム・硫酸カルシウムなど。酸の水素イオンを金属で置換した化合物とみることもできる。塩類(え...
オキシテトラサイクリン【oxytetracycline】
放線菌の一種から分離された抗生物質の一。苦味のある黄色結晶。グラム陽性菌・陰性菌やリケッチア、一部のウイルスに有効で、医薬・農薬・食品保存料に利用。
オー‐こうげん【O抗原】
《O antigen》大腸菌などグラム陰性菌の細胞がもつ抗原の一つ。菌の細胞壁にあり、熱に強い。大腸菌のO抗原は約180種に分類される。O157は157番目に発見されたO抗原をもつ大腸菌で、特に...
カンピロバクター【(ラテン)Campylobacter】
グラム陰性菌の一。湾曲した桿菌(かんきん)。ペットや家畜の下痢の原因となり、人は経口感染により食中毒を起こす。
がんえん‐こうぞう【岩塩構造】
化学式AX(Aは陽性元素、Xは陰性元素)で表される化合物に見られる結晶構造の一。塩化ナトリウムで代表されるため、食塩構造、塩化ナトリウム構造ともいう。塩化物イオン、ナトリウムイオンがともに面心立...
きゅうかく‐ざい【求核剤】
電子の授受を伴う化学反応で、相手の化学種に電子を与える、または共有させる化学種。反応する相手の電子密度の低い部分を攻撃する。求核試薬。親核剤。親核試薬。陰性試薬。求核種。→求電子剤
ぎ‐いんせい【偽陰性】
医学の検査などで、本来は陽性であるのに、誤って陰性と判定されること。フォールスネガティブ。→偽陽性
ぎ‐ようせい【偽陽性】
医学の検査などで、本来は陰性であるのに、誤って陽性と判定されること。フォールスポジティブ。→偽陰性
ぎ‐ようせい【疑陽性/擬陽性】
検査の結果が陽性と陰性の中間であるもの。
クレブシエラ【Klebsiella】
ヒトの腸内細菌の一属。自然界に広く存在する、グラム陰性の桿菌。→クレブシエラニューモニエ