おん‐よう【陰陽】
《連声(れんじょう)で「おんみょう」とも》 1 易で、相対する概念。陰(いん)と陽。いんよう。 2 「陰陽道(おんようどう)」の略。 3 「陰陽師(おんようじ)」の略。
おんよう‐け【陰陽家】
陰陽道をつかさどる家。また、陰陽師となる家柄。おんみょうけ。
おんよう‐じ【陰陽師】
陰陽寮に属し、占筮(せんぜい)・地相判定などをつかさどった人。おんみょうじ。
陰陽(おんよう)師(じ)身(み)の上(うえ)知(し)ら◦ず
陰陽師は他人の吉凶ばかり占っているが、自分の運命についてはわからない。他人のことはよくわかる人でも自分のことはわからない。
いんよう‐どう【陰陽道】
⇒おんようどう(陰陽道)
おんみょう‐どう【陰陽道】
⇒おんようどう(陰陽道)
おんよう‐どう【陰陽道】
中国伝来の陰陽五行説に基づき、天文・暦数・卜筮(ぼくぜい)などの知識を用いて吉凶・禍福を占う方術。朝廷は早くからこれを採用、陰陽寮を設け、平安時代には全盛を極めた。おんみょうどう。
おんよう‐の‐かみ【陰陽頭】
陰陽寮の長官。うらのかみ。
おんよう‐の‐つかさ【陰陽寮】
「おんようりょう(陰陽寮)」に同じ。
おんよう‐の‐はかせ【陰陽博士】
陰陽寮で、陰陽道を教授した人。おんみょうはかせ。