いん‐のう【陰嚢】
陰茎の基部にあって、精巣(睾丸(こうがん))および精巣上体(副睾丸)を入れている袋状のもの。特殊な平滑筋層をもち、その収縮・弛緩(しかん)によって温度調節をする。ふぐり。
いんのう‐すいしゅ【陰嚢水腫】
精巣と精巣を包む膜(精巣鞘膜(しょうまく))の間に液体がたまって、陰嚢(いんのう)が腫大した状態。
いん‐ぶ【陰部】
男女の生殖器で、体表面に現れた部分。恥部。かくしどころ。
いんぶ‐しんけい【陰部神経】
脊髄神経から分岐した仙骨神経から起こる末梢(まっしょう)神経の一つ。肛門(こうもん)・会陰(えいん)部・外生殖器を支配する。
いん‐ぶん【陰文】
印章や石碑・鐘・鼎(かなえ)などに陰刻された文字。いんもん。⇔陽文。
いん‐もん【陰文】
⇒いんぶん(陰文)
いん‐ぷ【陰阜】
女性の陰部のすぐ上の小高い所。陰毛の生じる所。
いん‐ぷう【陰風】
1 陰気な風。不気味な風。 2 冬の風。北風。朔風(さくふう)。
いん‐ぼう【陰謀/隠謀】
1 ひそかにたくらむ悪事。また、そのたくらみ。「—を企てる」「—に加担する」 2 法律で、二人以上の者が一定の犯行行為について計画・相談すること。
いんぼう‐ざい【陰謀罪】
⇒私戦予備及び陰謀罪