このした‐かげ【木の下陰】
木のもと。こかげ。「行き暮れて—を宿とせば花や今宵の主ならまし」〈平家・九〉
ご‐おん【五陰】
《(梵)skandhaの旧訳》「五蘊(ごうん)」に同じ。
ご‐ちゅういん【五中陰】
人が死んでからの35日間。五七日(ごしちにち)。
さ‐いん【鎖陰】
処女膜・膣(ちつ)・子宮頸管(しきゅうけいかん)が閉鎖している状態。先天性の場合が多い。
さん‐いん【山陰】
山のかげ。山の北側。⇔山陽。
「山陰地方」の略。
「山陰道」の略。
しおのや‐とういん【塩谷宕陰】
[1809〜1867]江戸末期の儒学者。江戸の人。名は世弘。松崎慊堂(まつざきこうどう)に師事。浜松藩主水野忠邦に仕え、のち幕府の儒官。「阿芙蓉彙聞」「籌海(ちゅうかい)私議」を著して海防の必要...
した‐かげ【下陰】
樹木などの下の、薄暗い所。
しま‐かげ【島陰】
1 島に隠れて見えない所。 2 島の中で、岬などの陰になって風波を避けられる所。
しゅう‐いん【秋陰】
秋の曇った天気。《季 秋》
じゅ‐いん【樹陰/樹蔭】
樹木のつくる日陰。こかげ。「—に憩う」