みぶ‐ねんぶつ【壬生念仏】
京都市中京区の壬生寺で、陰暦3月14日から10日間、現在は4月21日から29日まで行われる念仏法会。この間に壬生狂言が催される。壬生大念仏会(え)。《季 春》「うららかに妻のあくびや—/草城」
みみ‐うち【耳打ち】
[名](スル)相手の耳もとへ口を寄せてささやくこと。耳語(じご)。「物陰へ呼んで—する」
耳(みみ)に当(あ)た・る
聞いて不愉快になる。「—・る陰口」
みやこ‐ぶし【都節】
日本音楽の音階の名称。半音を含む五音音階のことで、主に江戸時代の都会に発達した音楽に用いられる。明治中期に上原六四郎が命名。陰旋法。→田舎節
みやこぶし‐おんかい【都節音階】
近世邦楽に多く用いられる五音音階。洋楽階名のミ・ファ・ラ・シ・ドの五つの音からなる。陰旋法とほぼ同義。
み‐やぶ・る【見破る/看破る】
[動ラ五(四)]たくらみや秘密などを見抜く。「正体を—・る」「陰謀を—・る」
みよし【三次】
広島県北部、三次盆地の中心をなす市。西城(さいじょう)川・可愛(えの)川・馬洗川などが集まり、山陰・山陽を結ぶ交通の要地として発達。工業・商業が盛ん。西城川で鵜飼(うか)いが行われる。人口5.7...
みよし‐ぼんち【三次盆地】
広島県北東部に広がる県内最大の盆地。中国山地と吉備(きび)高原の間に位置し、標高150〜450メートル、東西40キロメートル、南北25キロメートル。江(ごう)川水系の4河川による浸食でつくられた...
む‐け【無卦】
陰陽道(おんようどう)で、生年の干支(えと)による運勢の凶運を示す年まわり。この年まわりにあたると、凶事が5年続くという。→有卦(うけ)
むし‐がれい【蒸し鰈】
カレイを塩水に浸し、蒸してから陰干しにしたもの。あぶって食べる。《季 春》「若狭(わかさ)には仏多くて—/澄雄」