いんせい‐しょくぶつ【陰生植物】
日陰の地に生育できる植物。カンアオイ・ドクダミやシイ・ブナ・アオキなど。陰地植物。⇔陽生植物。
いんせん‐しょり【隠線処理】
コンピューターグラフィックスで三次元画像を描画する際、視点からは陰になって見えない部分の線を消去する処理のこと。隠線消去。→隠面処理
いん‐せんぽう【陰旋法】
日本音楽で、半音を含む五音音階。近世の箏曲(そうきょく)・三味線などに用いられて発達。都節(みやこぶし)。陰旋。陰音階。⇔陽旋法。
いん‐ぜん【隠然】
[ト・タル][文][形動タリ]表面ではわからないが、陰で強い力を持っているさま。「経済界に—たる勢力をもつ」⇔顕然。
インタリヨ【(イタリア)intaglio】
彫刻・貴石工芸で、図柄を陰刻したもの。⇔レリーフ。
いんち‐しょくぶつ【陰地植物】
⇒陰生植物
いん‐てい【陰梃】
⇒陰核(いんかく)
陰徳(いんとく)あれば必(かなら)ず陽報(ようほう)あり
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人知れずよいことを行う者には、必ず目に見えてよいことが返ってくる。陰徳陽報。
陰(いん)に籠(こ)も・る
1 表に現れず心の中にこもる。「—・る性格」 2 陰気なようすである。「—・った声」
陰(いん)に陽(よう)に
あるときはひそかに、あるときは公然と。陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。「—力になる」