ゆうかげ‐ぐさ【夕影草/夕陰草】
夕日の光の中に見える草。また、夕方、物陰に生えている草。「我がやどの—の白露の消(け)ぬがにもとな思ほゆるかも」〈万・五九四〉
ゆうきイーエル‐そし【有機EL素子】
有機物に電圧を加えると発光する現象(有機EL)を利用した素子。赤、緑、青、黄、白などの蛍光を発する有機材料を、透明な陽極と陰極ではさみ込んだもの。有機EL照明、有機ELディスプレーなどに用いられ...
ゆう‐したかぜ【夕下風】
夕方、木陰や地面をはうように吹いてくる風。「夏山の—の涼しさに楢(なら)の木蔭のたたまうきかな」〈山家集・下〉
ゆう‐ねん【遊年】
陰陽道(おんようどう)で、八卦(はっけ)に配当し、人の年齢によって、建築・旅行・移転・結婚などを避けなくてはならないとする方角。
ゆうやま‐かげ【夕山陰】
夕山の陰となる場所。夕山の陰。
ゆうれい【幽霊】
《原題、(ドイツ)Geister》ベートーベンのピアノ三重奏曲第5番の通称。ニ長調。1808年の作。名称は、第2楽章冒頭部の陰鬱(いんうつ)な曲想に由来する。
ゆかり‐の‐いろ【縁の色】
《古今集・雑上の「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」から》紫色。「春も惜し花をしるべに宿からん—の藤の下陰」〈拾遺愚草・上〉
ゆきぎえ‐づき【雪消え月】
陰暦2月の異称。
ゆき‐づき【雪月】
陰暦12月の異称。
ゆきまち‐づき【雪待ち月】
陰暦11月の異称。