りき‐せつ【理気説】
中国、宋代の儒学説で、宇宙の本体を理とし、そこから生じる陰陽の気の運行が物を生じるとする思想。
りきゅう‐き【利休忌】
千利休(せんのりきゅう)の忌日。陰暦2月28日。《季 春》
リケッチア【rickettsia】
細菌よりは小さく、ウイルスよりは大きい微生物の一群。リケッチア目の細菌として分類される。基本形は桿菌(かんきん)状または球状で、グラム陰性。生きた細胞内でだけ増殖する。ノミ・シラミ・ダニなどの媒...
りっ‐き【六気】
1 天地間に存在する六つの気。陰・陽・風・雨・晦(かい)・明。また、寒・暑・燥・湿・風・火。 2 人のもつ六つの感情。喜・怒・哀・楽・好・悪。
リポ‐たとう【リポ多糖】
脂質と多糖類が共有結合した物質。グラム陰性菌の細胞壁外層を構成する。内毒素の本体であり、人や動物の体内で強い抗原性を示す。LPS(lipopolysaccharide)。
リムルス‐テスト【Limulus test】
医薬品などに細菌に由来する内毒素が含まれていないかを調べる検査。カブトガニの血球から抽出した凝固因子を用いて、グラム陰性菌の内毒素を検出する。
りゅう‐こう【流光】
1 年月がたつこと。光陰の移り行くこと。「五年の—に転輪の疾(と)き趣を解し得たる婆さんは」〈漱石・草枕〉 2 流れ出る光。また、光の流れること。 3 水の流れにうつる月光。
りゅうしょう‐きょくすい【流觴曲水】
昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒を飲んだ遊び。のちに日本でも行われた。→曲水の宴
りょ【呂】
1 日本音楽で、声または楽器の低い音域のこと。甲(かん)に対していう。乙(おつ)。 2 十二律のうち、陰(偶数律)に属する六音。⇔律。 3 催馬楽(さいばら)で、双調(そうじょう)の音を主音とす...
りょう‐あん【諒闇/諒陰/亮陰】
《「諒」はまこと、「闇」は謹慎の意、「陰」はもだすと訓じ、沈黙を守る意》天皇が、その父母の死にあたり喪に服する期間。また、天皇・太皇太后・皇太后の死にあたり喪に服する期間。ろうあん。