おく‐の‐いん【奥の院】
1 寺社の本堂・本殿より奥にあって、開山祖師の霊像や神霊などを祭った所。 2 人目に触れない奥深い所。 3 女陰をいう俗語。
おくりび【送り火】
高橋弘希の小説。平成30年(2018)、雑誌「文学界」5月号に掲載。都会から青森県の廃校直前の中学に転校してきた少年を主人公に、陰湿ないじめと暴力に支配された中学生たちの閉鎖的な世界を描く。第1...
おこと‐おさめ【御事納め】
1 江戸時代、陰暦2月8日に年神の棚を取り外したりして、正月の行事の終わりとしたこと。事納め。御事。⇔御事始め。 2 東国で、陰暦12月8日に行った、その年の農事の終わりの行事。この日は、「目一...
おこと‐はじめ【御事始め】
1 江戸時代、陰暦12月にすす払いなどをして、正月の準備を始めたこと。江戸では8日、上方では13日に行った。事始め。御事。⇔御事納め。 2 東国で、陰暦2月8日に行った、その年の農事の始めの行事...
おざ‐がわり【御座替(わ)り】
茨城県つくば市にある筑波山神社で、陰暦4月1日と11月1日に行われる祭り。4月に親神が里に下って子神が山に登り、11月はその逆になるといわれる。
お‐ざ・す【建す】
[動サ四]《「尾指す」の意》北斗七星の柄の先が十二支のいずれかの方向を指す。陰暦の1月には寅(とら)の方向を、2月には卯(う)の方向をと、順に1年の間に十二支の方向を指す。「北斗も—・す丑三つの...
オシログラフ【oscillograph】
変化の速い現象の時間的な推移を記録する装置。普通は電気信号に変えて記録するものをさす。電磁オシログラフ・陰極線オシログラフなどがある。
オシロスコープ【oscilloscope】
陰極線を利用して、オシログラフによる電気信号の波形をブラウン管上に映し出す装置。電圧・周波数などの観測に利用。陰極線オシログラフ。
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安時代の物語。4巻。作者不詳。源氏物語よりもやや早い成立か。中納言忠頼の娘が、継母にいじめられて落窪の間に押し込められるが、左近少将道頼に迎えられ、中納言一家も栄える。継子いじめという陰湿な主...
お‐ちんちん
1 陰茎をいう幼児語。おちんこ。 2 男女の仲のよいこと。ちんちんかもかも。「外の子共はてんでんにがつ(=色事)をこしらへて、とんだ—だが」〈洒・船頭深話〉