こ‐かげ【小陰/小蔭】
ちょっとした物陰。
コカミドプロピル‐ベタイン【cocamidopropyl betaine】
両性界面活性剤の一つ。ラウリン酸とミリスチン酸をはじめとする、脂肪酸とベタインを合成してつくられる。他の陰イオン界面活性剤と混合し、洗浄剤・発泡剤として利用される。
こ‐がく・る【木隠る】
[動ラ下二]木の陰に隠れる。「あしひきの山下水の—・れてたぎつ心を塞(せ)きぞかねつる」〈古今・恋一〉
こ‐がくれ【木隠れ】
重なりあった木の枝葉の陰に隠れてはっきりと見えないこと。「—に海が見える」
こ‐がく・れる【小隠れる】
[動ラ下一][文]こがく・る[ラ下二]ちょっと物陰に隠れる。「—・れた料理屋で一応逢ってから」〈近松秋江・黒髪〉
こぎ‐かく・る【漕ぎ隠る】
[動ラ四]漕ぎ進む舟が物陰に入って見えなくなる。「四極山(しはつやま)うち越え見れば笠縫(かさぬひ)の島—・る棚なし小舟」〈万・二七二〉
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
こくたんじゅう‐しつ【黒胆汁質】
ヒポクラテスの体液説によって分類した四気質類型の一。心配性で陰気な気質。憂鬱(ゆううつ)質。→多血質 →胆汁質 →粘液質
こくもつのしゅうかく【穀物の収穫】
《原題、(オランダ)De oogst》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦116.5センチ、横159.5センチ。小麦を刈り、木陰で食事をとる農民たちを描いた作品。ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵。
こ‐ぐれ【木暗/木暮れ】
木陰の暗い所。木暗がり。「照射(ともし)すと鹿にもあはぬもの故に—の下に夜をあかしつる」〈堀河百首〉