こけ‐の‐した【苔の下】
《苔の生えた地面の下の意から》墓の下。草葉の陰。「埋づもれぬかばねを何に尋ねけむ—には身こそなりけれ」〈更級〉
こ‐げつ【辜月】
陰暦11月の異称。
ここの‐か【九日】
1 日の数の九つ。9日間。 2 月の第9の日。 3 陰暦9月9日。重陽(ちょうよう)の節句。「—の御節供に持て来たり」〈宇津保・楼上下〉
ここのか‐の‐せく【九日の節句】
陰暦9月9日の節句。重陽(ちょうよう)の節句。
こころ‐の‐いろ【心の色】
1 心に深く思い込んでいるありさま。また、その心。「常盤(ときは)なる日陰の蔓(かづら)今日しこそ—に深く見えけれ」〈後撰・恋三〉 2 心のやさしさ。人情味。「吾妻人(あづまうど)は、…げには—...
こさつき‐え【小五月会】
近江(おうみ)坂本(滋賀県大津市)の日吉(ひえ)大社や奈良の春日大社で陰暦5月9日に行われた祭礼。小五月祭。
こ‐しょうがつ【小正月】
陰暦の1月15日、またはその前後数日の称。小年(こどし)。二番正月。若年(わかどし)。《季 新年》⇔大正月。
腰(こし)を伸(の)ば・す
1 曲がった腰をまっすぐに伸ばす。 2 休息する。疲れをいやす。「木陰で—・す」
こずえ‐の‐あき【梢の秋】
《「こずえ」の「すえ」に「秋の末(すえ)」を掛けていう語》陰暦9月の異称。
こ‐せん【姑洗】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より四律高い音。日本の十二律の下無(しもむ)にあたる。 2 陰暦3月の異称。