よう‐きょく【陽極】
対となる二つの電極のうち、電位の高いほうの電極。正の電極。正極。プラス極。⇔陰極。
ようきょく‐せん【陽極線】
真空放電のとき、陽極から陰極に向かう高速の陽イオンの流れ。カナル線。
陽気(ようき)を発(はっ)する処(ところ)金石(きんせき)も亦(また)透(とお)る
《「朱子語類」学二の「陽気の発する処金石も亦透る。精神一到何事か成らざらん」から》精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝つことができる。
よう‐げつ【陽月】
陰暦10月の異称。→陰月
ようこう
平成3年(1991)8月に打ち上げられた太陽観測衛星SOLAR-A(ソーラーエー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))が開発。名称は「陽光」に由来。太陽活動極大期における観測を目的と...
よう‐こう【陽光】
1 太陽の光。日光。「南国の—を浴びる」 2 真空放電のとき、電極間に現れる光。イオンと電子がプラズマを形成する部分。陽光柱。
よう‐こく【陽刻】
文字や絵などを浮き上がらせて彫ること。⇔陰刻。
よう‐し【陽子】
中性子とともに原子核を構成する素粒子。質量は電子の約1836倍で、正電荷をもち、電気量は電子数と等しい。陽子の個数によって元素の種類が決まる。記号p プロトン。
ようし‐オーロラ【陽子オーロラ】
陽子が引き起こすオーロラ。電子による通常のオーロラに比べて暗い。高感度の撮像カメラにより、陽子オーロラは電磁イオンサイクロトロン波動(EMIC)という周波数1ヘルツ程度のプラズマの波に同期するこ...
ようし‐せん【陽子線】
陽子を集めて光の束のような状態にしたもの。医療において診断・治療などに利用される。陽子ビーム。