たい‐い【大尉】
1 軍人の階級の一。尉官の最上位で、少佐の下、中尉の上の位。旧海軍では「だいい」と称した。 2 太政(だいじょう)大臣の唐名。 3 古代中国の武官名。正しくは「太尉」。
たい‐さ【大佐】
軍人の階級の一。佐官の最上位で、少将の下、中佐の上。旧海軍では「だいさ」と称した。
たい‐しゅう【大衆】
1 多くの人。多衆。 2 社会の大部分を占める一般の人々。特に、労働者・農民などの勤労階級。民衆。「—の支持を得る」「一般—」 3 社会学で、孤立して相互の結びつきを持たず、疎外性・匿名性・被暗...
たいしゅう‐し【大衆紙】
ゴシップ記事や娯楽的な内容などを多く取り扱う新聞。英国などの階級社会において、労働者層に好まれる。ポピュラーペーパー。→高級紙
たい‐しょう【大将】
《「だいしょう」とも》 1 全軍または一軍の指揮・統率をする者。 2 軍人の階級の一。将官の最上位で、中将の上。 3 近衛府(このえふ)の長官。左右各一人。 4 剣道や柔道などの団体戦で、最後に...
たい‐ふう【台風/颱風】
北太平洋西部の熱帯海上、北緯5〜20度付近で発生し、最大風速が毎秒17.2メートル以上の熱帯低気圧。8月、9月に多い。《季 秋》「—の心支ふべき灯を点ず/楸邨」 [補説]気象庁による台風の強さと...
たくらみとこい【たくらみと恋】
《原題、(ドイツ)Kabale und Liebe》シラーの戯曲。5幕の悲劇。1784年初演。レッシングの「エミーリア=ガロッティ」の流れを汲む作品で、貴族の若者と市民階級の娘の恋愛が階級社会の...
たて【縦/経/竪】
1 上下の方向。また、その長さ。「首を—に振る」「—書き」⇔横。 2 前後の方向。また、その長さ。「—に一列に並ぶ」⇔横。 3 立体や平面のいちばん長い方向。「布を—に裂く」⇔横。 4 南北の方...
たて‐しゃかい【縦社会】
人間関係において、役職・階級など上下の序列が重視される社会。
だいさん‐みぶん【第三身分】
フランス革命以前、聖職者・貴族とともに三部会を構成した平民身分。大商人・法学者など都市のブルジョアをさすが、革命直前には平民全体をさして用いられた。第三階級。