やまのて‐ことば【山の手言葉】
東京語のうち、主として山の手方面で話される言葉。江戸の旗本・御家人の言葉の流れをくみ、明治以後主として山の手に住む知識階級が使う言語。
ヤンパン【両班】
《(朝鮮語)》朝鮮の高麗(こうらい)、および李氏朝鮮時代の特権的な官僚階級、身分。文官は東班(文班)、武官は西班(武班)に分けられていたのでこの名がある。官位・官職を独占世襲し、種々の特権・特典...
ゆうかん‐かいきゅう【有閑階級】
財産があり、生産的労働につかず、閑暇を社交や娯楽などに費やしている階級。
ゆうかん‐マダム【有閑マダム】
有閑階級の夫人。有閑夫人。
ゆうさん‐かいきゅう【有産階級】
資本家・地主など財産をもっている階級。⇔無産階級。
ゆうそく‐もんよう【有職文様】
平安時代以来、公家階級で装束・調度などに用いられた伝統的文様。他の分野の文様と区別して、近世以降この名でよばれる。小葵(こあおい)・窠文(かもん)・幸菱(さいわいびし)・三重襷(みえだすき)・唐...
ゆう‐ふう【雄風】
1 勢いよく吹く気持ちのよい風。「碧鬣の鬅鬠として—を衝くは」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 力強く雄々しいようす。 3 風速毎秒10.8〜13.8メートルの、風力階級6の風。
ゆるし【許し】
1 (「聴し」とも書く)願いを聞き入れること。許可すること。「父の—を得て上京する」 2 (「赦し」とも書く)罪・過失・無礼などをとがめないこと。容赦(ようしゃ)。赦免(しゃめん)。「罪の—を請...
ユンカー【(ドイツ)Junker】
ドイツ、東エルベ地方の地主貴族。大農場を経営するとともに、高級官僚・上級軍人を輩出、プロイセンの支配階級を形成した。保守的、反自由主義的で、ドイツ軍国主義の基盤となった。ユンケル。
よこ【横】
1 水平の方向。また、その長さ。「首を—に振る」「瓶を—にする」「手を—に伸ばす」⇔縦。 2 左右の方向。また、その長さ。「—に並ぶ」「便箋を—にして手紙を書く」⇔縦。 3 立体や平面の短い方向...